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大津医学生会誌 第48号を発行

大 道也

<出典:大津医学生会誌 No.48, 2024>

ごあいさつ

大津医学生会名誉会長大 道也

「大津医学生会誌」48号の編集を担当させていただくことになり、一言ご挨拶申し上げます。今年は「大津医学生会(以下、本会)」創設58年目に当たるとのこと、「継続は力なり」の理念の下、会員の皆様ともどもこれまで会誌発行等の「継続のバトン」をつないでこられたことは、大きな歓びです。

これもひとえに、会員一人ひとりのご尽力はもとより、公益社団法人大津市医師会、大津市等のお力添えによるところが大きく、この機会に厚く御礼申し上げるしだいです。

大津市医師会では、令和6年11月に創立150周年を迎えられ、これを機に「記念誌」を発行し、「記念式典」を開催されることになり、大津医学生会を代表して筆者が記念誌の祝辞等のご協力をさせていただくことになりました。

仕上がった記念誌には、大森聖一会長の巻頭言も記載されており、興味を持って拝読しました。日本における「医師会」の始まりは、明治7年の京都医事会社と言われ、ついで明治8年東京で医学会社が創られ、明治11年に大阪で医事合同社が創設されています。その中で明治7年11月に大津において、先進的に医療の向上を担うべく創設された結社が「弘業社」でした。当時の医師たちにとって、そして、今や私たちにとって全国に誇るべき快挙となったのでした。

弘業社の結社宣言には10項目の規則が掲げられており、その中には、有志医生など解剖傍観を望む者に、金25銭を取り見学させることや、講師を選び、毎月、日を定めて講演を行うことなど、先駆的な内容が定められていました。(一般社団法人 滋賀県医師会会長の煖エ健太郎氏の言によると、この団体は現在、全国に約950ある「医師会」の先駆けといわれており、今日に至るまで、大津市民の健康の見張り番として活動しているとのことです。)

また、式典へのご来賓の方の中で、公益社団法人日本医師会会長の松本吉郎氏は、以下の点にも言及されました。「高齢化が進行する現代において、地域包括ケアや在宅医療の充実は、今後の医療においてますます重要なテーマとなるので、病診連携の要として、また、地域の医療・介護のプラットホームとして、大津市医師会が地域で果たす役割は今後一層重要になっていくものであり、さらなる取り組みに大いに期待を寄せるところであります。(中略)

若手医師の育成とサポートは、今後の医師会活動の継続性の維持と地域医療の発展にとって不可欠な要素であり、この点、日本医師会としても組織強化の一環として強力に支援してまいる所存です。」(アンダーラインは、大焉j

「記念誌」では本会を代表して大烽ェ祝辞を述べ、併せて、大津医学生会の沿革、例えば第二次世界大戦後の荒廃の中で、大津市の多くの医学生が社会貢献(無医地区での検診合宿、心身障害児や戦争孤児らの療育施設における奉仕活動)に参画し、後継世代も「世代や大学を超えて」交流し、「大津医学生会」を設立・継続させ、現在の医師会活動などにも大きく寄与してきたことをお伝えしました。

滋賀(大津を含め)は今では我が国の長寿のトップクラスを占めるに至っており、大津市医師会、大津医学生会ともども引き続き経過を見ていくことが望まれます。

本会の活動範囲も健康・福祉から環境等にまで広がり、その一環としてOB会員からは海外への留学生をはじめ2名の南極越冬隊員も輩出されています。今号「地域の環境・地球の環境(2)」では、そのお二人のご活躍を同時併記してご紹介しておりますので、ぜひ多くを学んでいただければと思います。

なお、大津市医師会主催の150周年記念式典でなされた貴重な特別講演「古代湖としての琵琶湖“その思いもよらない世界”」につきましては、演者の高橋啓一先生のご快諾を得て、この大津医学生会誌においてもご紹介させていただくことになりました。心より御礼申し上げますとともに、多くを学ばせていただきたいと存じます。

<追記>

この度、大阪大学の坂口志文(しもん)特任教授には、今年2025年のノーベル生理学・医学賞を受賞されました。誠におめでとうございます。坂口先生は滋賀県のご出身でもあり、「大津医学生会誌」39号(2015年)に特別寄稿「制御性T細胞研究の35年」としてご多忙な中、ご執筆を賜っております。本誌にその論文を再掲し、受賞を称え、本会会員からのお祝いの意を表したいと存じます。


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